第123回関東連合産科婦人科学会
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第123回 関東連合産科婦人科学会 総会・学術集会

会長挨拶


第123回 関東連合産科婦人科学会 総会・学術集会
会 長 井坂 惠一
(東京医科大学産科婦人科学教室 教授)
 このたび私どもの教室が平成24年6月17日(日)に都市センターホテルにて日本産科婦人科関東連合学会を担当させて戴くことになり身に余る光栄に存じます。
 さて一時の急激な産婦人科医の減少に歯止めがかかり、徐々にではありますが産婦人科を志す若い医師が増加傾向にあることは非常にうれしい事であります。しかしながら今後の産婦人科の発展を見据えた上で卒後教育に力を入れこれらの若い医師に魅力ある産婦人科を周知させる事も、我々に架せられたひとつの大きな役目であると考えます。ご存知にように産婦人科は、ゆりかごから墓場までとよく言われるように扱う疾患が多岐にわたり、すべての領域を万遍なく取り扱うことはなかなか難しい科でもあります。そこで近年は学会主導により細分化された領域に特化した専門医を養成する目的で専門医制度が導入され、診療をする上でその資格が重要な位置を占めるようになっています。後期研修を終えた若い医師は、これらのうちいくつかの専門資格取得をめざし研鑽を積むことは、日常診療には勿論のこと自身のモチベーションを高める上でも大切なことであると考えます。そこで今回のテーマを『めざせスペシャリスト』とし、産婦人科領域における専門医制度の中から生殖、周産期、腫瘍、内視鏡の各領域におけるスペシャリストを演者に迎え、それぞれの専門医制度の概要、資格を取得するための対策・秘訣などについてのミニ教育セミナーを企画致しました。また招聘講演としては、2名の外国人講師をお招きしました。豪州New South Wales大学のWong教授には、「Overseas Experience in Training Laparoscopic Specialists in Obstetrics and Gynecology in Asia Pacific Countries」、米国Lacks Cancer CenterのBrader先生には「The Use of Robotic-Assisted Surgery for Gynecologic Malignancies and Complex Gynecologic Procedures」の演題にてご講演を戴く予定です。さらに「早期卵巣癌を対象とした新規臨床試験」と「帝王切開時の筋腫核出に関する是非」の二つのテーマについてワークショップを企画致しました。
 以上のような内容を中心に教室員一丸となり鋭意準備を進めて参りました。是非とも多くの会員の皆様方のご参加をお待ちしております。また今回の学会がこれから専門性を決めようと考えている若い医師諸君の参考になれば幸いです。
 



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