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<< 学会誌へ戻る 子宮筋腫核出術後に右大腿神経麻痺が発生した症例を経験した．当初，硬膜外麻酔による神経障害と考えたが，MRIや神経学的検査から否定され，末梢の右大腿神経の障害による麻痺と判明した．原因として砕石位や開腹鈎による大腿神経の圧迫の可能性が考えられた．婦人科医は良性疾患に対する標準的な手術であっても予期せぬ合併症を念頭に置き，その発症予防と早期発見に努め治療を進めることが必要である． Key words：femoral neuropathy, lithotomy, pelvic surgery 日本産科婦人科学会関東連合地方部会会報, 40(4) 413-416, 2003 |
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