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【特集】
HBV母子感染予防対策の比較検討―厚生省方式,千葉大方式,獨協医大方式―


林田 志峯, 稲葉 憲之, 大島 教子, 西川 正能, 岡崎 隆行, 庄田 亜紀子, 根岸 正実, 稲葉 未知世, 深澤 一雄, 渡辺 博, 高見澤 裕吉
獨協医科大学医学部産婦人科学教室


 B型肝炎ウイルス母子感染予防対策厚生省方式と,同時期に開発された千葉大方式(Inaba方式),更に新しく臨床治験を行っている獨協医大方式(新Inaba方式)を,生後6・12か月における児の能動免疫獲得率,キャリア化率,省力化・安全性・経済性と対策漏れの観点から比較検討した.成績は,(1)千葉大方式のHBs抗体獲得率,キャリア化率,有害事象発生率の全てにおいて,厚生省方式と有意差を認めず,一方,千葉大方式における対策漏れはゼロであった.(2)獨協医大方式は当科において6例がエントリー,うち4例が6か月以上フォロー中である.キャリア化防止率は現時点では100%,ドロップアウトはゼロである.

Key words:Hepatitis B virus, Mother-to-child transmission, carrier, vaccine, immunoglobulin

日本産科婦人科学会関東連合地方部会会誌, 45(4) 381-384, 2008


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