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第104回学術集会(平成14年10月19日(土),20日(日))

【一般演題】
子宮外妊娠・頚管妊娠
卵管腹膜同時妊娠の一例


島 崇, 大田 昌治, 平井 光男
社会保険山梨病院産婦人科


 近年IVF-ETなどの不妊治療により多胎妊娠率は上昇しつつあるが,子宮外双胎妊娠は稀有な疾患である.今回我々は2-step IVF-ET後に卵管腹膜同時妊娠を来した一例を経験したので報告する.【症例】35歳,0経妊0経産,近医でprimary sterilityにて平成14年3月28・30日2-step IVF-ET施行.4月19日尿中妊娠反応陽性となるも経腟超音波検査で子宮内に胎嚢像を認めず4月25日に右卵管妊娠を疑われ当院紹介となった.同日経腟超音波検査で子宮底部右側に偏位した部位に胎嚢像,両側卵巣腫大,腹水貯留を認めたため右卵管妊娠の診断にて開腹手術を施行した.開腹時,両側卵巣は手拳大に腫脹,淡血性の腹水貯留,子宮後面右側下方と左卵管膨大部にそれぞれ腫瘤を認めたため,左卵管切開内容除去+子宮後部腫瘤除去術を施行し左卵管内容及び子宮後面腫瘤内に絨毛を認めた.術後尿中妊娠反陰性となり退院となった.以上の症例について若干の文献的考察を加え報告する.


日本産科婦人科学会関東連合地方部会会報, 39(3) 286-286, 2002


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