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第104回学術集会(平成14年10月19日(土),20日(日))

【一般演題】
統計
最近4年間の当院における骨盤位分娩に関する検討


田中 利隆, 山田 美恵, 田中 佐和, 池田 申之, 仁科 秀則, 中村 靖, 吉田 幸洋, 木下 勝之
順天堂大学産婦人科


 骨盤位の経腟分娩は産科領域の中でリスクが高いとされている.当科では1:妊娠34週以上かつ推定体重2500g以上3500g未満,または2500g未満でIUGRがない,2:足位ではない,頸部過進展(頤と脊椎のなす角が>150度)がない,3:入口部最小前後径≧BPD+2cmで骨盤の形状に異常がない,4:一般的な経腟分娩の要約を満たしている,以上の条件を満たす症例に対して経腟分娩を試みている.当科における1998年から2001年までの4年間の分娩総数2323件のうち,骨盤位分娩は127件で,総分娩数における骨盤位の頻度は5.5%であった.34週以上の107症例中合併症(子宮筋腫核出術後,前回帝切,妊娠中毒症など)のあるもの31例,合併症のないもの76例であり,この合併症のない76例のうち上記条件を満たし経腟分娩を試みたものは51例,そのまま経腟分娩に至ったもの(1群)41例,経腟分娩を試みたが帝切となったもの(2群)10例,予定帝切(3群)25例,この3つの群に分け児の予後に関する検討を行った.1群は初産24例,経産17例,2群は初産8例,経産2例,3群は初産18例,経産7例だった.臍帯動脈血pH(pH)と5分後アプガースコア(Ap)は1群pH7.28±0.094,Ap9.29±0.46,2群pH7.30±0.081,Ap9.20±0.422,3群pH7.32±0.028,Ap9.08±0.950で差を認めなかった.骨盤位の取り扱いは施設の状況により異なる.しかしながら骨盤位であっても症例ごとに経腟分娩可能であるかどうか検討した上で,慎重な分娩管理のもと経腟骨盤位分娩を試みるべきと考える.


日本産科婦人科学会関東連合地方部会会報, 39(3) 296-296, 2002


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