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第105回学術集会(平成15年6月8日)

【一般演題】
子宮頸部悪性腫瘍(1)
若年者における子宮頚癌の治療―卵巣機能温存の可否を中心に―


櫻庭 志乃, 柿木 成子, 長阪 一憲, 坂本 公彦, 北條 智, 中田 真木, 中村 淳子, 安田 孝, 瀧澤 憲
三井記念病院産婦人科


 【目的】子宮頚癌は早期発見,早期治療により治癒率は向上してきている.それに伴いQOLの向上,特に若年者においては卵巣機能温存が唱えられている.過去5年間に経験した子宮頚癌,特に若年者について考察し,卵巣機能温存の現状,その工夫について述べる.【症例1】26歳未妊未産.他院で円錐切除術を行ったところ子宮頚癌Ib期と判明し,広汎性子宮全摘・骨盤リンパ節郭清術を施行後,総腸骨リンパ節転移陽性のため当院を紹介され受診した.傍大動脈リンパ節郭清を行いリンパ節転移のないことを確認し,同時に右卵巣を肝下縁に移動し,放射線療法を行った.【症例2】32歳未妊未産.円錐切除術で子宮頸部腺癌,Ib期と診断した.広汎性子宮全摘・両側付属器切除・骨盤リンパ節郭清術を行った.リンパ節転移は認めなかった.【結語】卵巣機能温存の観点から子宮頚癌を考える上では臨床進行期Ib期までが対象となろう.扁平上皮癌ではリンパ節転移率の低いことから卵巣を積極的に温存することに異論はないと思われる.しかしながら,後療法として放射線療法を追加する場合も出てくるため温存した卵巣は照射野外に移動することが理想的である.卵巣移動術について文献的に考察し,上記症例のほか当科における経験を報告した.一方,子宮頸部腺癌ではリンパ節転移率が扁平上皮癌に比して有意に多いことが報告されており,当科では幸いリンパ節転移陰性であったが,今後も現状を維持していく予定である.


日本産科婦人科学会関東連合地方部会会報, 40(2) 155-155, 2003


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