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第105回学術集会(平成15年6月8日)

【一般演題】
子宮体部悪性腫瘍(1)
子宮体癌再発症例における再発初認部位の違いに関連した危険因子および予後の差の検討


野村 弘行, 青木 大輔, 進 伸幸, 鈴木 直, 鈴木 淳, 平尾 健, 江澤 佐知子, 吉村 泰典, 野澤 志朗
慶應義塾大学産婦人科


 【目的】子宮体癌再発症例は一般に治療抵抗性でその予後は極めて悪い.しかしながら,再発形式の違いによるその後の臨床経過の差が予後に影響する可能性が考えられる.そこで再発初認部位を腹腔内と腹腔外とに分けて,再発初認部位の違いに関連した危険因子の有無および再発初認部位の違いよる予後の差につき検討を試みた.【方法】1975年〜2002年に当科にて加療した子宮体癌930症例中,初回治療後再発を認めた141例を対象とした.再発初認部位が腹腔内にみられたものは40例,腹腔外のみにみられたものは101例であった.なお,腹腔内と腹腔外の両方に同時に再発を認めたものは前者に含めた.【検討項目】上記の再発初認部位の違いと初回手術時の組織分化度,組織型,筋層浸潤の深さ,脈管侵襲の有無,傍結合織浸潤の有無,頸部浸潤の有無,付属器転移の有無,腹水細胞診所見,骨盤リンパ節転移の有無,傍大動脈リンパ節転移の有無の各因子との関連,および再発初認部位の違いによる無増悪期間,5年生存率,再発後の3年生存率の差につき検討した.【成績】上記各因子の中で,腹腔内再発は付属器転移の有無および腹水細胞診所見と,腹腔外再発は筋層浸潤の深さと関連を認めた.無増悪期間中央値,5年生存率,再発後の3年生存率はそれぞれ,腹腔内再発例で9.8ヶ月,26.6%,2.3%,腹腔外再発例で11.3ヶ月,42.7%,15.9%であり,5年生存率,再発後の3年生存率は腹腔内再発例で有意に低かった.【結論】腹水細胞診陽性例,付属器転移例は,再発した場合に初認部位が腹腔内に存在することが多く,それらは腹腔外のみに再発初認部位を認めた症例に比べ予後が悪い傾向がみられた.


日本産科婦人科学会関東連合地方部会会報, 40(2) 162-162, 2003


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