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第105回学術集会(平成15年6月8日)

【一般演題】
胎児・新生児(2)
胎児MRI検査が胎内診断に有用であったhemifacial microsomiaの一例


服部 純尚, 宮越 敬, 松本 直, 上原 克彦, 上野 和典, 田中 守, 吉村 泰典, 野澤 志朗
慶應義塾大学病院産婦人科


 hemifacial microsomiaは,第1,第2鰓弓の発生異常により片側顔面の低形成を特徴とする疾患である.今回我々は,超音波断層法および胎児MRI検査により胎内診断したhemifacial microsomiaの一例を経験したので報告する.(症例)26歳女性,1経妊0経産.妊娠中期超音波スクリーニング検査にて脳室拡大および心室中隔欠損を認めたため,妊娠20週3日に当院紹介受診となった.初診時の超音波断層法にて,右側脳室拡大および鼻孔欠損が認められた.さらに右側眼窩低形成も疑われたが,胎位の影響にて児の顔面の描出が困難であった.そこで,single-shot fast-spin echoによる胎児MRI検査を施行したところ,胎児頭部冠状および水平断面像にて右側眼窩低形成が認められた.以上の所見よりhemifacial microsomiaと胎内診断した.妊娠21週4日,家族の希望にて妊娠中絶術を施行し死産分娩に至った.児の病理解剖学的並びに組織学的検査では,右側の眼窩低形成,下顎骨形成不全,鼻孔欠損,小耳症,腎無形成,副腎への膵臓・腎組織の迷入,および心室中隔欠損が認められた.以上の所見よりhemifacial microsomiaと診断した.(考察)本症例では,超音波断層法に加え胎児MRI検査を施行することによりhemifacial microsomiaと胎内診断することが可能であった.胎児MRI検査は家族に児の形態学的異常を説明する上でも有用であった.


日本産科婦人科学会関東連合地方部会会報, 40(2) 231-231, 2003


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