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第107回学術集会(平成16年6月20日(日))

【一般演題】
妊娠・分娩3
胎嚢確認前の妊娠初期に卵巣出血を来たした症例


塚田 ひとみ, 吉武 朋子, 近藤 朱音, 井面 昭文, 信田 政子, 鈴木 隆弘, 松林 秀彦, 和泉 俊一郎, 牧野 恒久
東海大学産婦人科


 卵巣出血は主に下腹部痛を主訴として発症し,時にショック状態にも陥るため産婦人科救急疾患として重要である.今回我々は,胎嚢確認前の妊娠初期に卵巣出血を合併した症例を経験したので報告する.症例は25歳2経妊2経産,11月2日下腹部痛を主訴として当院救命センターを受診.最終月経9月28日から5日間であり,当院受診時尿中妊娠反応陽性,最終月経から妊娠5週0日であった.内診上,右付属器に一致して圧痛あり,下腹部全体に反跳痛を認めた.経膣超音波上,子宮内に胎嚢を認めず,右付属器領域に径8cm大の血腫像および腹腔内貯留像を認めた.以上の所見から子宮外妊娠の疑いにて同日緊急手術となった.手術は腹腔鏡下に施行され腹腔内出血約1800ml,両側卵管には異常所見を認めず,右卵巣に黄体嚢胞があり,卵巣表面に約1cmの裂傷を認め同部位からの出血を認めた.電気凝固のみで止血し卵巣は温存できた.卵管以外にも子宮外妊娠所見はなく,手術診断は卵巣出血であった.術後9日目(妊娠6週2日)に経膣超音波にて子宮内に胎嚢確認した.卵巣出血は黄体期に好発するとされているが,本症例のように妊娠に合併する例もあるので慎重な診断が重要である.当院で過去20年間で手術適応となった卵巣出血52例の臨床検討とあわせて報告する.


日本産科婦人科学会関東連合地方部会会報, 41(2) 188-188, 2004


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