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第108回学術集会(平成16年10月10日(日))

【一般演題】
胎児新生児2
妊娠30週に著名な胎児肝脾腫を呈し出生後TAM(一過性異常骨髄造血)と診断された21トリソミーの1例


永田 智子1), 奥田 美加1), 中島 祐子1), 大前 真理1), 勝畑 有紀子1), 長瀬 寛美1), 春木 篤1), 石川 浩史1), 高橋 恒男1), 安藤 紀子2), 平原 史樹2)
横浜市大附属市民総合医療センター母子医療センター1), 横浜市大附属病院産婦人科2)


 TAM(tansient abnormal myelopoiesis一過性異常骨髄造血)は,21トリソミーの新生児にみられる一過性の芽球の増多をきたす血液学的異常である.通常は無治療で約3ヶ月で軽快するが,胎児期から胎児水腫や肝脾腫を呈する症例では,子宮内胎児死亡や新生児死亡となるケースが報告されており,予後は楽観できないとされている.今回我々は,胎児の著名な肝脾腫を呈し,経過観察中にnon-reassuring fetal statusとなり帝王切開分娩後,21トリソミーのTAMと診断された1例を経験したので,文献的考察を加え報告する.<症例>44歳,経産婦,既往歴・家族歴に特記事項なし.妊娠30週の胎児超音波で肝脾腫を指摘,妊娠31週に再検したところ,著しい肝脾腫と心拡大,心嚢水の貯留,軽度羊水過多を認めた.胸腹水および皮下浮腫はなかった.2日後,胎動減少を主訴に受診し入院,超音波所見には変化はなかったが,翌日妊娠31週4日に胎児心拍モニター上late decelerationを認め,緊急帝王切開で1846gの男児を分娩した.児はダウン症様顔貌,末梢白血球16万,芽球90%,ヘモグロビン8.1g/dlであり,TAMと診断された.日齢5日現在,NICUにて加療中である.


日本産科婦人科学会関東連合地方部会会報, 41(3) 288-288, 2004


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