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第109回学術集会(平成17年6月12日(日))

【一般演題】
不妊
当院におけるAIHの成績


野口 崇夫, 北澤 正文, 武田 信彦, 三ツ矢 和弘, 稲葉 憲之
獨協医科大学産婦人科


 【目的】生殖補助医療技術(ART)の一つの手法である配偶者間人工授精(AIH)ついて,妊娠率向上を目的に過去5年間の成績をまとめ,検討したので報告する.【対象と方法】過去5年間にAIHを施行された患者166名,269周期を対象とした.卵巣刺激法は原則hMG+hCG療法で,患者のニーズに合わせ幾つかの卵巣刺激法を適応した.精子調整法は2003年まではGPM,2004年からはSperm Washing Mediumにて3倍希釈後,1500rpmにて10分間遠心洗浄濃縮後,精子懸濁液0.2mlを使用した.【結果】過去5年間でのAIHの成績は,患者あたり38.0%,周期あたり26.0%であった.また,当科でのAIHの回数は,2回までの患者が約8割を占めていた.年度別成績を比較してみると2003年が患者あたり57.0%,周期あたり40.4%と,他年度に比較して有意に高い成績であった.この年の卵胞刺激法を比較してみると,他年度に比べhMG+hCG療法の頻度が98.8%と高かった.【結論】精子調整培養液の変更も成績に影響したようにも考えられたが,卵巣刺激法を画一化したほうが妊娠率は安定する可能性が示唆された.


日本産科婦人科学会関東連合地方部会会報, 42(2) 229-229, 2005


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