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第109回学術集会(平成17年6月12日(日))

【一般演題】
子宮頸癌1
NACが奏効したbulky typeの子宮頚癌


椙田 賢司, 佐々木 重胤, 丸山 綾, 菊地 淳, 高田 眞一, 栃木 明人, 山本 樹生
日本大学産婦人科


 bulky typeの子宮頚癌の治療としてNAC療法に奏効したため広汎子宮全摘術を行うことができた2例を経験したので報告する.NACはパクリタキセル(80mg/m2)+カルボプラチン(AUC2)によるWeekly TJ療法を行った.〔症例1〕36歳,2経妊2経産,既往歴は特になし.平成16年4月,不正性器出血にて前医を受診した.子宮頚部細胞診でclass Vのため当院紹介受診した.MRIで径約4cm大の子宮頚癌を認めた.5月から8回WTJ療法を施行し径約2cmへの縮小と奏効を認めた.そのため7月に広汎子宮全摘術を施行し,術後の追加治療として,9月から全骨盤照射45.6Gyを施行した.現在経過良好のため外来フォロー中である.〔症例2〕51歳,2経妊2経産,既往歴は特になし.平成16年4月,不正性器出血を認め8月に前医を受診した.子宮頚癌疑いのため8月に当院紹介受診した.径約4cm大の子宮頚癌を認めた.9月から8回WTJ療法を施行し径約2cmへの縮小と奏効を認めた.そのため12月に広汎子宮全摘術を施行し,術後の追加治療として,平成17年1月から全骨盤照射45Gyを施行した.現在経過良好のため外来フォロー中である.


日本産科婦人科学会関東連合地方部会会報, 42(2) 239-239, 2005


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