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第110回学術集会(平成17年10月15日(土),16(日))

【一般演題】
子宮悪性腫瘍(2)
肺転移巣を外科的切除した子宮体癌の3症例


安倍 梓, 角田 肇, 豊田 真紀, 志村 玲奈, 山中 明香, 南 里恵, 佐藤 奈加子, 佐藤 豊実, 沖 明典, 吉川 裕之
筑波大学産婦人科


 我々は,子宮体癌の肺転移に対し,外科的切除によって長期生命予後を改善した3症例を経験したので報告する.症例1:66歳2経産.2000.8初回治療.類内膜腺癌G2.pT1cN0M0.2003.1多発肺転移指摘され,NACとしてTJ2コース施行後,右下葉切除+右上葉部分切除術後,AP3コース施行し,再発徴候なく経過している.症例2:59歳2経産.1999.6初回治療.pT1bN0M0,G1.2001.9左下肺に1 cmの増大傾向の結節に対し,2002.2胸腔鏡下手術(VATS)施行するも肺リンパ脈管筋腫症(LAM)と診断.なお増大傾向認めるため2002.3 VATS再施行し子宮体癌肺転移と診断される.断端陽性のため,TJ3コース施行.2004.3再再発に対し,2005.4再再再発に対してプロトン66Gy照射.症例3:63歳2経産.1990. 11初回治療.pT1cNoMo,G1.1994.1膣断端再発に対してRALS 32Gy施行.1995.5両側肺転移に対して開胸腫瘍摘出術施行.後療法としてMPA療法施行.2003.4再再発両側肺転移に対し,TJ4コース,放射線療法50Gy施行.2005.3再再再両側肺転移に対し,TJ療法施行中である.子宮体癌肺転移に対しては,再発までの期間が長い場合,積極的な外科的切除を考慮すべきである.


日本産科婦人科学会関東連合地方部会会報, 42(3) 382-382, 2005


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