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第112回学術集会(平成18年10月29日(日))

【神奈川県産科婦人科医会(神奈川地方部会)報告】
神奈川県婦人科悪性腫瘍の年次推移


小野 瀬亮, 雨宮 清, 横山 和彦, 入江 宏, 木村 昭裕, 今井 一夫, 宮城 悦子, 角田 新平, 和泉 滋, 村松 俊成, 小林 陽一, 佐治 晴哉, 小西 英喜, 久布白 兼行, 後藤 忠雄, 中山 裕樹
神奈川県産科婦人科医会悪性腫瘍対策部


 神奈川県産科婦人科医会悪性腫瘍対策部では,平成4年から婦人科悪性腫瘍登録を始め,毎年その集計結果を地方部会および地方部会誌に発表してきました.平成17年の集計で満14年分の集計結果が蓄積されましたので,日本産科婦人科学会関東連合地方部会の場をお借りして,展示発表します.
 この登録事業は,県が行う悪性新生物登録事業からは独立したもので,県内で治療された婦人科悪性腫瘍患者の期別の総数を集計しています.毎年1月に,県内の全産婦人科医療施設に対し,婦人科悪性腫瘍の紹介数と治療数の報告を求め,6月までに集計しています.
 平成17年の集計アンケート回答率は総施設436に対して253施設,58.2%でした.多数例を治療している医育機関や国公立病院からは高率の回答を得ていますので,実数の8割以上はカバーできているものと考えられます.
 平成17年に県下で治療された婦人科悪性腫瘍の総数は1985例であり,その内訳は子宮頚癌801例(40.4%),子宮体癌564例(28.4%),卵巣癌546例(27.5%),その他の悪性腫瘍74例(3.7%)でした(平成18年7月8日現在).なお,子宮体癌には0期が,卵巣癌には境界悪性が含まれています.
 14年間の集計から得られた結果を列挙します.
 1)子宮頸癌は0期・Ia期の初期癌が増加傾向で,平成17年には56.2%と過半数を占めている.
 2)子宮体癌の増加傾向は著しく,平成17年の0期癌を除いた子宮頚癌・体癌比率は426例:522例(0.816:1)であり,平成16年からは体癌症例数が頚癌症例数を上回っている.
 3)悪性腫瘍総数は年々増加傾向であったが,平成17年は初めて減少となった.これは平成16年度の神奈川県子宮頸がん検診実施数が大幅に減少したことが原因と考えられた.
 4)全国集計と比較して,神奈川県は子宮頸癌が少なく,卵巣癌が多い傾向にあった.
 5)14年間の増加率は,頸癌18.5%,体癌117.8%,卵巣癌47.2%であった.


日本産科婦人科学会関東連合地方部会会報, 43(3) 262-262, 2006


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