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第112回学術集会(平成18年10月29日(日))

【一般演題】
卵巣悪性腫瘍2
術後急な転帰をたどった卵巣絨毛癌の一例


浅沼 亜紀, 椙田 賢司, 佐々木 重胤, 村瀬 隆之, 高田 眞一, 山本 樹生
日本大学医学部産婦人科


 〔緒言〕悪性腫瘍の骨転移例の80%以上は乳癌,肺癌,前立腺癌であり,卵巣癌の骨転移は比較的少ない.開腹手術後に脊椎転移から対麻痺が出現し,骨転移を認め,急な転帰をたどった卵巣絨毛癌の一例を経験したので,若干の文献的考察と合わせて報告する.〔症例〕34歳,0経妊0経産,未婚.1年以上腹部膨隆を放置していた.しかし下肢浮腫,体動困難,体動時呼吸苦が出現したため当院救命救急センターに緊急入院した.腹部・骨盤CTにより巨大な卵巣腫瘍と肝臓転移ならびに両側水腎症を認めた.腎不全に対し入院2日目に緊急透析を1回施行した.卵巣腫瘍は術前の7日間で約26リットル内容液を持続ドレナージし,入院11日目に腫瘍摘出術を施行した.病理診断はCombined mucinous adenocarcinoma and choriocarcinoma of ovaryであった.術後7日目に突然両下肢の感覚・運動障害の消失を訴え,MRI撮影を施行したところTh7からTh10に骨転移による圧潰を認めた.しかし疼痛はなく,放射線療法も考慮したが全身状態が思わしくなく施行断念した.術後20日目から重症貧血が出現,34日目からDIC傾向が認められた.また胸部XP写真で肺転移を認め,それに伴い急激な胸水貯留が出現し,術後44日にMOFにより死亡した.〔結語〕病理の結果から絨毛癌の存在を認めている.この存在が骨転移と急激な肺転移を含めた急な転帰をたどった一因ではないかと考える.


日本産科婦人科学会関東連合地方部会会報, 43(3) 322-322, 2006


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