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第113回学術集会(平成19年6月3日(日))

【一般演題】
卵巣腫瘍4
胸腔内洗浄細胞診にてup-stageとなった卵巣癌の1例


佐々木 徹, 寺内 文敏, 高江洲 陽太郎, 羽田野 景子, 三森 麻子, 和田 裕美子, 長谷川 瑛, 長谷川 真理, 中山 大栄, 西 洋孝, 山澤 功二, 井坂 惠一
東京医科大学産科婦人科


 症例は65歳,5経妊3経産,閉経50歳.平成18年9月頃より腹部膨満感を認める.増悪傾向にあるため平成19年1月中旬,当科初診となる.経膣超音波上,両側卵巣の軽度混合性腫大および中等量腹水を認め,また血中CA125値3478IU/mlと高値を認め精査となる.しかし,同月下旬にイレウスにて緊急入院となり,イレウス管挿入・絶飲絶食・IVH-TPN管理となる.全身検索の結果,胸部レントゲン上は胸水等異常所見は認めず,腹部CT,MRIにて卵巣癌疑いとなり,2月上旬開腹手術施行した.腹腔内は骨盤腹膜を中心に癌性腹膜炎状態を呈していた.子宮・両側付属器・直腸・骨盤腹膜一塊切除,大網切除,虫垂切除,PAN-PLNリンパ節郭清および右横隔膜strippingを施行した.腹腔内所見より,FIGO臨床進行期はIIIc期が推察された.続いて,右横隔膜のstrippingのちに横隔膜筋層を避けて胸膜小切開による開胸を行い,胸腔鏡を施行.病的所見は右胸腔内には認めず,胸膜一部生検と生理食塩水約50mlによる胸腔内洗浄細胞診を施行した.術後病理検索にて卵巣原発漿液性乳頭状腺癌であり,胸腔内洗浄細胞診陽性にて本症例はFIGO臨床進行期IV期にup-stageされた.現在当教室では,横隔膜に播種を認める進行卵巣癌に対するprospective studyとして,胸腔鏡も含めた胸腔内の検索および胸腔鏡による外科的治療の有用性を検討中である.本学会においては,up-stageとなった症例の1例を報告する.


日本産科婦人科学会関東連合地方部会会報, 44(2) 220-220, 2007


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