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第115回学術集会(平成20年6月15日(日))

【一般演題】
妊娠・分娩・産褥V,その他
臍帯血保管施設のアメリカ血液銀行協会認証取得に対する当院の取り組み


齋藤 弘一, 森田 豊, 間瀬 徳光, 難波 直子, 岩見 菜々子, 竹内 沢子, 疋田 裕美, 上田 万莉, 藤 孝一郎, 石田 友彦, 丸茂 元三, 大橋 浩文
板橋中央総合病院産婦人科


 当院では,臍帯血の個人保管希望のクライアントに対応すべく,当院倫理委員会および患者からのインフォームドコンセントを得た上で,臍帯血の採取依頼に応じている.保管に際しては,病院サイドにおける中立性の観点から特定の保管会社を推薦はしておらず,基本的にはクライアントが希望した保管会社で預かってもらっている.しかしながら,臍帯血の保管施設は採取から,保管まで迅速・臨機応変に対応する必要があることから,当院でも,個人保管をおこなうための施設を2004年に稼動させた.この保管施設は,本来国内で運用されている公的バンクのガイドラインにもとづいて実施されるべきであるが,自己の細胞を造血幹細胞移植のみならず再生医療用途も見据えて保管するという観点から,諸外国,特に米国でほとんどの民間バンクが採用している米国血液銀行協会(AABB:American Association of Blood Banks)のガイドラインに遵守することにした.近年,再生医療分野は急速な発展を遂げており自己の細胞を保管する意義は大きく,さらには,将来利用可能な品質を保証されている細胞を保管することも重要であると考えられる.本発表では,当院の保管施設の概要と,AABBの求める品質管理,認証取得までの経過,および2004年の稼動以来,当保管施設がどのようにこれらの品質管理基準を遵守しているかについて説明したい.


日本産科婦人科学会関東連合地方部会会誌, 45(2) 167-167, 2008


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