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第120回学術集会(平成22年11月28日(日))

【一般演題】
卵巣腫瘍1
当院のプラチナ感受性再発卵巣癌に対するカルボプラチン/リポソーマルドキソルビシン併用療法(CD療法)実績


喜多川 亮, 佐藤 歩美, 上野山 麻水, 近藤 一成, 佐藤 奈加子, 忠内 薫, 杉田 匡聡, 角田 肇
NTT東日本関東病院産婦人科


【背景】プラチナ感受性再発卵巣癌に対するプラチナ併用療法は奏効率が高く,TC療法は世界的標準治療のひとつだが,最近TC療法に対する大規模RCT結果からCD療法の高い有用性が示された.本邦でも保険適応上実施可能だが,まだ使用実績の報告はない.【方法】前回プラチナ製剤含有化学療法終了からの期間(PFI)が6ヶ月以上経過した再発卵巣癌患者を対象に,臨床試験成績に基づくTC療法との有害事象の相違,治療効果の不確実性を含む十分な説明を行い,CD療法(CBDCA AUC5+PLD 30mg/m2,4週1回)投与を希望された患者に実施した.【成績】09年8月以降,PS0の計3人に投与した.それぞれ,48歳でPFI 7ヶ月にて右閉鎖リンパ節転移と腹膜播種再燃を来たしたタキサンアレルギー患者に9コース,61歳でPFI 14ヶ月にて左骨盤リンパ節転移再燃を来たし脱毛を強く拒絶した患者に6コース,59歳で初回TC後のPFI 15ヶ月にて左骨盤底局所再発を来たした患者に完全切除後の根治目的にて6コースを完遂した.全患者においてスケジュールどおりに投与でき,重篤な有害事象発生はなく,非血液毒性は手足症候群・口内炎を含めGrade1以下にとどまり,脱毛も軽微であった.評価可能病巣を有する2例のうち1例はCR,1例はPRであり,まだ観察期間は短いものの3例ともに無増悪生存を継続している.【結論】プラチナ感受性再発卵巣癌に対するCD療法は,低用量のためPLD特有の有害事象も重篤化しにくく,タキサン製剤再投与による末梢神経障害蓄積も避けることができる.さらに,脱毛発症が軽微であり,QOL維持を考慮しつつ既存のレジメンと使い分けるべき極めて有用なレジメンと思われる.


日本産科婦人科学会関東連合地方部会会誌, 47(3) 317-317, 2010


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