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第122回学術集会(平成23年10月30日(日))

【一般演題】
GnRHa療法後の腹腔鏡手術が有効であった子宮動静脈奇形の一例


三島 典子, 鈴木 隆弘, 後藤 優美子, 野路 千智, 中村 絵里, 呉屋 憲一, 和泉 俊一郎, 三上 幹男
東海大学医学部専門診療学系産婦人科


【緒言】侵入奇胎の治療時に子宮動静脈奇形が出現し,子宮動脈塞栓術が困難であったが,GnRHa療法との併用により腹腔鏡下に子宮動静脈奇形を切除,その後に自然妊娠が成立した症例を経験したので,報告する.【症例】26歳,3経妊0経産.胞状奇胎に対する3回の子宮内容除去術を施行後に,血中βhCG上昇とCT検査にて肺転移を認め,侵入奇胎と診断してMTX+Actinomycin療法を3クール施行し寛解となった.経過中に,超音波検査,MRI検査,血管造影にて子宮筋層内に2cm大の動静脈奇形を認め,前医にて動脈塞栓術を試みるも塞栓施行できずに,当院に紹介となった.まずGnRHa療法を施行し,血流低下をはかったところ,初診時より約1年後のMRI検査にて腫瘤の縮小および血流の低下を認めたため,3孔法・closed法により腹腔鏡下子宮腫瘍切除術を施行した.子宮右側間質部付近に母指頭大の腫瘤形成を認め,ピトレッシン局注後,超音波メスにて縦切開したところ,茶色の凝血塊様のものがあり除去した.同部位に嚢胞壁を形成していたため,嚢胞壁を摘出し,子宮筋層の縫合を行った.術後の経過は良好であり,その後の再発を認めていない.術後より1年以上経過した後に自然妊娠した.【結語】子宮動静脈奇形に対し,GnRHa療法により血流を低下させた後に腹腔鏡下手術により切除する方法は妊孕性を温存するうえでも有効であった.


関東連合産科婦人科学会誌, 48(3) 296-296, 2011


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