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第123回学術集会(平成24年6月17日(日))

【教育セミナー1】
生殖医療専門医を目指して


久具 宏司
東邦大学医療センター大橋病院産婦人科


 日本生殖医学会が認定する生殖医療専門医を取得しようとする者は,まず学会に対して,認定のための研修開始を申請しなければなりません.研修開始の時点で日本産科婦人科学会の専門医または日本泌尿器科学会の専門医の資格を有していることが必要です.また,2年間以上の日本生殖医学会の会員歴を有していなければいけません.認定のための研修の期間は3年間で,このうち少なくとも1年間は認定研修施設に専任で所属していなければいけません.この3年間で,専門医制度細則に規定してあるさまざまなカリキュラムを達成したのちに専門医試験の受験資格が与えられます.カリキュラムの中には,生殖医学会が主催する生殖医療講習会の受講が義務付けられており,15コマの講習すべての受講が必要です.この講習会の内容は,生殖医療の総論から,男女の生殖生理・内分泌,遺伝学,倫理や法令,治療の実際,生殖補助医療の実際など,生殖医療のすべての分野が網羅されています.しかしながら,この講習会で生殖医療のすべてを網羅できるわけではなく,専門医認定時の試験の出題対象は,より幅広い生殖医療全般となります.認定時の試験は筆記試験だけでなく,受験者は試験官との面接により,患者との対応などが直接評価されます.専門医として認定された場合,認定の有効期間は5年間であり,期間が満了する時には更新の申請をしなければなりませんが,有効期間内の5年間で生殖医療に対する十分な経験と研修を積んでいることが求められます.
 本セミナーでは,生殖医療専門医に求められる生殖医療分野の基本からトピックまで,広く概観します.


関東連合産科婦人科学会誌, 49(2) 260-260, 2012


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