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第123回学術集会(平成24年6月17日(日))

【一般演題12】
成熟嚢胞性奇形腫の破裂でSCC上昇を認めた一例


高橋 未央, 瑞慶覧 美穂, 小暮 佳代子, 片貝 栄樹, 伊藤 郁朗
高崎総合医療センター産婦人科


【緒言】成熟嚢胞性奇形腫の悪性転化例でSCCが上昇することは度々報告されている.今回我々は成熟嚢胞性奇形腫の破裂でSCC上昇を認めた一例を経験したので報告する.【症例】48歳【妊娠分娩歴】0経妊0経産【既往歴】頸椎症性神経根症【現病歴】急性腹症のため近医へ救急搬送時にCTで卵巣腫大を指摘された.MRIで約6cm大の右卵巣腫大を認め,一部充実成分を有し,拡散強調像で高信号を認めた.CA125 6.3U/ml, CA19-9 72.8U/ml, SCC 20.5ng/mlとSCC上昇を認め,悪性腫瘍を疑われ当院紹介.CTで腫瘍内部に石灰化を認め,成熟嚢胞性奇形腫を疑わせる所見であった.PET-CTでは腫瘍辺縁に集積を認めた.明らかな転移巣は認めなかったが悪性を否定できず,右付属器摘出術施行.周囲との癒着及び内容物漏出を疑わせる炎症性変化を認めた.病理結果は良性成熟嚢胞性奇形腫であった.術後経過は良好で,現在SCC 1.5ng/ml, CA19-9 25.7U/mlと基準値内である.【結語】成熟嚢胞性奇形腫を疑う症例でSCCの上昇を認めた場合,腹部症状を有していた場合は悪性転化以外にも破裂を鑑別に挙げるべきである.


関東連合産科婦人科学会誌, 49(2) 318-318, 2012


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