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【特集】
妊娠38週に急性心筋梗塞を発症し一時心肺停止となりドクターヘリで搬送後母子とも救命出来た一症例


木内 香織1), 庄田 亜紀子1), 久野 達也1), 多田 和美1), 大島 教子1), 戸倉 通彰2), 阿部 七郎2), 高城 夏海3), 井上 晃男2), 小野 一之3), 渡辺 博1), 深澤 一雄1)
獨協医科大学産婦人科1), 同 心臓血管内科2), 同 救命救急センター3)


 妊娠中の急性心筋梗塞発症は非常に稀で,1万分娩に1人とされている.今回,妊娠38週に急性心筋梗塞を発症し,ドクターヘリで搬送後に母児ともに救命できた一例を経験した.症例は妊娠38週2日,妊婦健診の帰宅途中に胸痛を自覚し再度前医を受診,心電図検査で急性心筋梗塞が疑われたため当院へ搬送準備を進めていた.その最中に全身性の強直性けいれん発作を起こし心肺停止に陥ったが,自動体外式除細動器(Automated External Defibrillator:AED)を使用し心拍再開,ドクターヘリで当院へ搬送された.直ちに冠動脈造影施行し左冠動脈前下降枝#6の解離による完全閉塞が確認された.バルーン血管形成術施行,血行再開後に緊急帝王切開を行い胎児を娩出した.妊婦の胸痛の鑑別診断として急性心筋梗塞を念頭におく必要と,適切に母体へ医療介入を行いまた胎児の急速遂娩のタイミングを逃さない事が大切である.

Key words:acute myocardial infarction, pregnancy, cardiac-pulmonary arrest, AED

関東連合産科婦人科学会誌, 50(1) 233-237, 2013


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