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第125回学術集会(平成25年6月15日(土),16日(日))

【一般演題】
妊娠高血圧症候群に対する当院での取り組み ―家庭血圧測定と減塩食指導


原 澄子, 佐野 陽子, 菅 裕佳子, 早田 弘美, 大村 伸一郎
東京衛生病院産婦人科


【目的】当院では妊娠高血圧症候群(pregnancy induced hypertension:PIH)また妊娠高血圧症候群予備軍に対して栄養士による減塩食指導と家庭血圧測定を実施している.これらにより,PIHの発症や重症化抑制を目指している.当院での取り組みと周産期予後について検討した.【方法】(1)妊婦検診にて血圧130/80を超えた場合,(2)高血圧の既往がある場合,(3)前回妊娠中に血圧130/80を超えたことがある場合,栄養士による減塩食指導と家庭血圧測定(毎日)を指示する.また(4)外来血圧160/110を超えた場合,(5)家庭血圧140/90を超えた場合,(6)蛋白尿(++)以上では教育入院(2泊3日)を勧める.教育入院の目的は実際に減塩食を摂取することにより,減塩を体験し,腎機能検査などを実施する.入院時,栄養指導を再度実施することにより自宅での食事と比較し改善点を考慮する.2010.9から2012.8の2年間に当院にて分娩した3066例について,非PIH群2560例,PIH軽症群331例,PIH重症群175例に分け,周産期予後を比較検討した.【成績】母体平均年齢は非PIH群,PIH軽症群,PIH重症群で33.9歳,34.0歳,34.4歳で有意差はなかった.緊急帝王切開例は67例(2.6%),19例(5.7%),11例(6.7%)でPIH軽症群,PIH重症群が有意に高かった.分娩週数は38週0日,38週0日,37週5日で,PIH重症群は2日早かった.分娩時出血1000ml以上は111例,17例,7例で有意差はなかった.HELLP症候群,子癇発症例はなかった.この間,PIH重症のため母体搬送されたのは3例であった.【結論】当院でのPIHの発症率は16.5%と高い.PIH予備軍(1)〜(3)の時点で家庭血圧測定と減塩食指導を行うことにより,PIH発症やPIH重症化を防ぐよう努力している.


関東連合産科婦人科学会誌, 50(2) 336-336, 2013


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