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第126回学術集会(平成25年10月26日(土),27日(日))

【若手ポスターセッション5】
術前化学療法,広汎子宮全摘術施行後7年6ヵ月で腔壁再発をした子宮頸部粘液性腺癌2A2(FIGO2008)期症例


増田 あゆみ, 川上 弓花, 正田 朋子, 大森 真紀子, 端 晶彦, 平田 修司
山梨大学医学部附属病院産婦人科


 進行した子宮頸部腺癌は扁平上皮癌に比べて予後不良で放射線感受性も低いと考えられている.今回我々は腟壁浸潤が1/2に達する腫瘍径6cmの子宮頸部腺癌2A2(FIGO2008)期症例に対してNAC療法著効後に広汎子宮全摘術を施行し,術後7年6ヵ月で腟壁再発をした症例を経験したので報告する.「症例」69歳,女性,3経妊3経産.不正出血を主訴に近医受診したところ,腟内に進展する腫瘍を認め子宮頸癌が疑われ当科紹介となった.組織診でmucinous adenocarcinoma,endocervical typeであった.内診上,子宮傍組織浸潤は認めず,腟壁下1/2に達する腟壁浸潤を認めた.腫瘍径60mmの子宮頸部腺癌2A2と診断された.CT,MRI検査ではリンパ節転移は否定的であった.Bulky腺癌の放射線感受性を考慮して化学療法を先行した.TIP(CDDP+IFM+TAXOL)療法を2クール施行したところ腫瘍は著明に縮小した.その後,広汎子宮全摘術+両側附属器切除術+骨盤リンパ節郭清術を行った.摘出標本の病理組織学的検討では化学療法が著効しており子宮頸部に腺癌組織を僅かに認めるのみであった.術後化学療法を2クール追加した.その後,特に合併症もなく7年経過したが,術後7年6ヵ月後に帯下の増量を主訴に来院した.後腟壁に隆起性部分認め,組織診でmucinous adenocarcinoma,endocervical typeと診断された.画像検査では腟壁後壁以外に病変は認めなかった.腟壁粘膜面へ5Gy×6回の腔内照射を行い著効した.現在,外来経過観察中である.


関東連合産科婦人科学会誌, 50(3) 455-455, 2013


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