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【原著】
子宮鏡下手術における術前ジエノゲスト投与に関する検討


平田 豪1), 祐森 明日菜1), 成毛 友希1), 古野 敦子1), 北川 雅一1), 片山 佳代1), 大島 綾1), 村瀬 真理子1), 吉田 浩1), 平原 史樹2)
横浜市立大学附属市民総合医療センター婦人科1), 横浜市立大学附属病院産婦人科2)


 子宮鏡下手術の際は,子宮内膜肥厚による視野の悪化を避けるために,手術日を月経後にする必要があり,月経周期のずれがあった場合には,不都合が生じる.我々はジエノゲストを子宮鏡下手術の術前に投与し,手術の視野を安全に得るという工夫をしている.2011年9月から2012年9月に子宮鏡下手術を行ったもののうち,ジエノゲストを術前投与した症例につき,背景,投与期間,手術時間,ジエノゲスト投与前後の腫瘍径,副作用に関し,後方視的に検討した.対象は子宮鏡下子宮粘膜下筋腫切除術15例,子宮鏡下内膜ポリープ切除術8例の計23例で,ジエノゲスト投与期間は,7〜85日間(中央値30日間)であった.手術時に子宮内膜が肥厚していた症例はなかった.子宮粘膜下筋腫の径はジエノゲスト投与前26.0±7.5 mmに対して,投与後26.0±7.5 mmと変化を認めなかった(P=0.27).子宮内膜ポリープではジエノゲスト投与前18.9±4.9 mmに対し,投与後は13.1±3.4 mmと有意に縮小していた(P=0.029).不正出血が,子宮粘膜下筋腫で7例(47%),子宮内膜ポリープでは2例(25%)で認められ,子宮粘膜下筋腫の1例(7%)で多量の出血のため,ジエノゲスト中止とした症例があった.子宮鏡下手術においてジエノゲストを術前投与することにより,安全かつ,簡便に良好な術野を確保できた.

Key words:dienogest, hysteroscopic surgery, endometrial polyp, submucosal myoma

関東連合産科婦人科学会誌, 50(4) 553-558, 2013


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