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第128回学術集会(平成26年10月25日(土),26日(日))

【一般演題口演】
処女膜閉鎖/不全閉鎖症に対しGranjon手術を行った3例の検討


錬石 和明1, 原田 美由紀1, 金 愛理1, 西森 裕美子1, 平田 哲也1, 廣田 泰1, 甲賀 かをり1, 宮田 智子2, 平池 修1, 大須賀 穣1, 藤井 知行1
東京大学産婦人科1, 新小岩さくらクリニック産婦人科2


【緒言】処女膜閉鎖症とは,処女膜(尿生殖洞の遺残)の穿孔を認めないもので,1/1000〜1/5000の頻度で発生し,処女膜不全閉鎖は,月経を認めるものの性交障害の原因となりうる.従来の術式であるTe Linde法は,術後の再癒着のリスクを伴っていたため,新たな術式であるGranjon手術の有用性を検討した. 【方法】Te Linde法は,処女膜を切開するのみであるが,Granjon法では,腟粘膜で皮弁形成し,結合織を腟粘膜で覆うことにより,創部の再癒合を予防することが期待される術式である.今回,処女膜閉鎖症/不全閉鎖症と診断された3例についてGranjon手術を施行した. 【症例】症例1は12歳,月に1度の腹痛を自覚し来院.MRI検査にて6cm大の腟留血症を認め,処女膜閉鎖と診断された.手術時間は78分,出血は20mlで,術後6日目に月経発来した.術後16ヶ月,再狭窄を認めず経過良好である.症例2は13歳,陰部痛と歩行困難を認め,来院.MRI精査にて12cm大の腟留血症を認め,処女膜閉鎖と診断された.手術時間は66分,出血は少量で,術後22日目に月経発来した.術後17ヶ月,再狭窄を認めず経過良好である.症例3は19歳,タンポンを自己挿入できず近医より紹介受診.処女膜不全閉鎖と診断された.手術時間は42分,出血は少量であった.術後20日時点で良好な開口状況が得られている. 【結語】本術式は手術時間が1時間前後で出血量も少なく,手技的に簡易に施行しえた.長期的な経過を観察する必要があるが,術後の再癒着を予防するうえで効果的な手術法と考えられた.


関東連合産科婦人科学会誌, 51(3) 432-432, 2014


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