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会長挨拶
第135回関東連合産科婦人科学会総会ならびに学術集会の開催にあたって
第135回関東連合産科婦人科学会 会長
青木 大輔 (慶應義塾大学医学部産婦人科学教室 教授) |
現在の産婦人科医療で大切なことは、質の高い医療を提供するだけでなく、この先の将来を見据えて臨床に根ざした研究と人材育成を行うことであると思います。そしてまず、医学は人々の役に立つ実学でなければならないと考えます。
産婦人科の学問の中でも各専門領域がより細分化され深化するのはもちろん良いことですが、実地臨床ではその深い知識を領域横断的に理解し、得られた知見を患者さんに還元することが求められます。
本学会では、産婦人科の臨床現場での課題から派生した様々なテーマについて、活発な発表と議論がなされることを願っております。我々が知りえた知見を公開・発信することによって、ひいては産婦人科医療全体の向上に貢献したいと考えています。
土曜日は恒例となりました若手の有志の先生方による若手ポスターセッション、日曜日は朝より優秀演題賞の選考を含めた講演を予定しています。また今回は、今話題のがん遺伝子解析に基づくprecision medicine や、次世代を見据えた医療としての周産期医療にも目を向けていきたいと思います。
参加された先生方の明日からの診療の糧になるような学術集会にすべく、鋭意準備を進めております。
皆様と学会場でお会いすることを楽しみにしています。
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