このたび、第145回関東連合産科婦人科学会総会・学術集会を杏林大学で担当させていただくことになりました。会期は2023年6月17日(土)〜18日(日)で、都市センターホテル(東京都千代田区)での開催を予定しております。
今回の学術集会では、若手産婦人科医の教育を主体にプログラムを検討しております。17日(土)には腹腔鏡下手術のハンズオン研修や、Withコロナの時代に向けてVRを活用した研修についてシミュレーションを行う予定です。また地方学会からの誘いとして、東京とそれ以外の地域の人的交流を目的として東京以外の各地方学会の紹介をしていただきます。それから新たな試みとしての特別企画として、学術集会前日の16日(金)夕方に、インテュイティブサージカル合同会社において専攻医を対象としたダビンチのシミュレーターを用いた研修を予約制にて行います。18日(日)には特別講演として近年重要度が増しているプレコンセプションケアについて産婦人科と内科の先生からご講演いただきます。また妊孕性温存療法としてニーズが高まっている広汎子宮頸部摘出術に関して手術手技および周産期管理の問題点について解説いただきます。その他、胎児超音波診断や産科危機的出血に対するIVRの適応と限界についての講演を予定しています。コロナの状況がどのようになっているか予想もつきませんが、コロナ禍における外科的教育をどのように行っていくかについてもディスカッションできればと考えています。その他、ランチョンセミナーやスポンサードセミナーにおいて最新の話題を提供してまいります。
若手からベテランの先生方に楽しんでいただけるような学術集会にすべく、杏林大学医学部産科婦人科学教室一同で精一杯努力してまいります。是非とも多くの皆様のご参加をお待ちしております。
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