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 関東連合産科婦人科学会会誌 オンラインジャーナル

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【原 著】
妊娠初期,強固な便秘による閉塞性イレウスのため開腹手術を要した1症例―妊娠中の便秘の対策と予防―


新田 律子, 三木 明徳, 林 正敏, 林 直樹, 竹田 省, 木下 勝之
埼玉医科大学総合医療センター産婦人科


 妊娠中の便秘は日常診療でしばしばみられるマイナートラブルの1つであるが,妊娠初期に強固な便秘のため開腹術を余儀なくされた重症便秘症例を経験した.症例は29歳初妊婦で妊娠10週頃より便秘と重症妊娠悪阻のため他院へ入院した.入院後各種緩下剤,浣腸の処置でも排便は見られず,イレウス症状が出現し当科へ搬送となった.転院後も各種保存的治療に抵抗し2週間排便はなくイレウス症状はさらに悪化したため開腹術に踏み切り,イレウス管を挿入し,用手的に下行結腸内の岩石様糞便を排出させることで,糞便性イレウスは完治した.本症例の問題点から妊娠中の便秘の病態,糞便性閉塞の対策,便秘の予防法として,生活指導,食事における留意事項,さらに,緩下剤の種類と使い方を考察し,妊娠中の便秘は軽視せず,早めの便秘の解消と予防の必要性を指摘した.

Key words:Constipation, Pregnancy, Faecal Impaction, Obstructive Ileus

日本産科婦人科学会関東連合地方部会会報, 38(4) 345-351, 2001


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