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第102回学術集会(平成13年10月21日(日))

【一般演題】
内分泌
当院におけるホルモン補充療法による凍結解凍胚移植について


水竹 佐知子, 菊池 信正, 伊吹 友二, 土屋 恵, 上条 隆典, 伊藤 理廣, 峯岸 敬
群馬大学医学部産婦人科


【目的】解凍胚移植を施行する前提として妊娠成立のためには,子宮内膜と胚の発生段階の同期化が必要であり,当院では,ホルモン補充療法(HR)による解凍胚移植を実施している.当院におけるHRでの解凍胚移植について検討した.【方法】対象は1999年1月から2000年12月までの24ヶ月間に,群馬大学医学部産婦人科不妊外来でIn-Vitro Fertilization(IVF)−embryo transfer(ET)を施行後に受精卵を凍結していた255例を対象とした.解凍胚移植は,ホルモン補充療法(プレマリン,プロゲステロン併用)を基にしたプロトコールを採用した.【結果】今回の検討では,全255胚移植周期中53周期が妊娠にいたり,妊娠率は20.7%の結果を得た.うち流産24例(化学的流産17例)し,流産率は45.3%であった.53周期中正期産14例(26.4%),早産3例(5.6%)現在12例(22.6%)が外来経過観察中である.また,E2,P4,子宮内膜厚も解凍周期中測定したが妊娠継続例でP4,子宮内膜厚が有意に高かく,妊娠継続例を予想する上で外来フォローアップに有用だった.【結論】解凍胚移植において流産率の高さが問題になるが当院でも同様な結果であり,今後の改善策を講ずる必要が示唆された.若干の文献的考察を加えて検討内容を報告する.


日本産科婦人科学会関東連合地方部会会報, 38(3) 267-267, 2001


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