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第104回学術集会(平成14年10月19日(土),20日(日))

【一般演題】
統計
多胎分娩289例の後方視的検討


佐藤 千歳, 安藤 一道, 中林 稔, 菊地 真紀子, 中川 潤子, 笠井 靖代, 木戸 道子, 宮内 彰人, 石井 康夫, 照内 忠晴, 杉本 充弘
日本赤十字社医療センター産婦人科


 1996年から2000年までの5年間に当センターで分娩した8524例中,双胎は264例,品胎は25例であった.5年間の双胎分娩率の推移は2.0%,2.8%,3.1%,3.8%,4.2%で,また品胎分娩率も0.11%,0.23%,0.28%,0.49%,0.37%と明らかに増加していた.双胎分娩の内訳はDD双胎が176例,MD双胎が88例で,MM双胎は認められなかった.全双胎264例中89例(DD双胎88例,MD双胎1例)が不妊治療後の妊娠例であった.またMD双胎の10例(11.4%)に双胎間輸血症候群を合併した.不妊治療群の内訳は,IVF-ET 52例(59.1%),その他の不妊治療群が37例(41.5%)であった.母体平均年齢は,MD双胎は30.9歳,DD双胎のうち,自然妊娠例は31.9歳,不妊治療群は32.0歳であった.双胎の帝切率はDD双胎・MD双胎共に36.4%で,DD双胎のうち,自然妊娠例の帝切率は30.7%,IVF-ETの帝切率は42.3%,その他の不妊治療群は41.7%であった.妊娠35週未満の早産率は,MD双胎47.7%,DD双胎のうち,自然妊娠例は33.0%,不妊治療群は44.3%で,周産期死亡はMD双胎7例,DD双胎のうち,自然妊娠例は2例,不妊治療群は4例であった.
 以上より,当センターにおいても不妊治療により多胎分娩が増加していることが明らかとなった.また,DD双胎について自然妊娠例と不妊治療群とで帝切率,早産率に差がみられたが,不妊治療群では初産が多かったことと,先進児骨盤位が多かったことが関与していると考えられた.


日本産科婦人科学会関東連合地方部会会報, 39(3) 295-295, 2002


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