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第104回学術集会(平成14年10月19日(土),20日(日))
【一般演題】
子宮筋腫・子宮内膜症 子宮筋腫におけるER・PR発現の検討
岡崎 隆行1), 戸賀崎 義明1), 亀森 哲2), 北澤 正文1), 深澤 一雄2), 稲葉 憲之2)
国立横浜東病院産婦人科1), 獨協医科大学産婦人科2)
子宮筋腫の増殖にはエストロゲンが重要な役割を占めているが,GnRHアゴニスト投与中でもプロゲステロン剤の投与で筋腫は増大することが知られており,プロゲステロンの関連も示唆されている.また,エストロゲンやプロゲステロンが作用する際には,それぞれに対するレセプター(エストロゲンレセプター:ER,プロゲステロンレセプター:PR)が発現している. そこで,当院で過去1年間に経験した子宮筋腫症例24例(筋腫核数(1ヶ〜37ヶ:平均5.4ヶ),重量(3g〜8000g:平均762g),術前GnRHa投与例10例,GnRHa非投与例13例)で,免疫組織学的にER・PRの発現を検索し,筋腫核数や重量の違い,術前GnRHa投与の有無などによってそれらの発現に相違があるのかどうかを比較検討した.
日本産科婦人科学会関東連合地方部会会報, 39(3)
307-307, 2002
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