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第106回学術集会(平成15年10月5日)

【一般演題】
子宮体部悪性腫瘍(2)
子宮体部悪性腫瘍で動注化学療法が著効した2例


堀江 昭史, 上野 幸枝, 川島 直逸, 池ヶ谷 温美, 村松 拡巳
市立島田市民病院産婦人科


 現在子宮体部悪性腫瘍の治療は,手術療法及び全身化学療法が主流で行われている.しかしながら動注化学療法は子宮体癌では子宮頚癌のように施行する事はまれである.今回われわれは子宮体部悪性腫瘍2例に対して動注治療を試み,腫瘍縮小により,手術可能となった症例を経験したので報告する.症例1:35歳G0P0,主訴は不正性器出血で,出血止まらずHb7.0g/dlと貧血があった.子宮頚管内に鶏卵大の腫瘍病変を認め,諸検査の結果,子宮頚部腺癌1bと診断した.広汎子宮全摘除術を予定していたが,BMI43.2と肥満が著しく,充分な手術が困難と判断し,平成14年11月1日動注化学療法を手術前に施行した.動注により著名な縮小認め結果,子宮体癌1bと判明.H14年12月11日腹式単純子宮全摘術及び骨盤内リンパ節摘出手術を予定したが,肥満のために腹式単純子宮全摘除術のみで手術を断念した.術後病理診断は子宮体癌(endometrioid adenocarcinoma 1b grade 1)であった.術後,全身化学療法CAP3クール施行し,現在無病期間6ヶ月.再発もなく経過良好である.症例2:73歳G0P0,某医より腹痛,腹部腫瘤にて紹介受診となる.諸検査の結果子宮体癌が強く疑われた.しかし子宮の可動性は非常に悪く,子宮摘出困難が予想されたために,H11年11月4日動注治療を行った.腫瘍縮小及び可動性の出現により,再度全身化学療法を1回行った後,12月1日腹式単純子宮全摘術を施行した.術後病理診断はcarcinosarcoma 3aであった.術後患者の症状軽快し,また化学療法CAPにより再然は抑えられていたが,H14年12月再然認め死亡した.以上について文献的考察も含め報告する.


日本産科婦人科学会関東連合地方部会会報, 40(3) 296-296, 2003


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