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第107回学術集会(平成16年6月20日(日))

【一般演題】
卵巣腫瘍2
転移性卵巣癌4例の検討―術前の画像所見を中心に


野村 秀高, 樋田 一英, 酒井 牧知子, 川道 弥生, 矢島 正純, 太田 博明
東京女子医科大学産婦人科


 転移性卵巣癌は全卵巣癌の5〜6%を占めるといわれている.今回我々は,4例の転移性卵巣癌を経験したので,画像所見などを中心にその特性について検討を行った.4例は年齢52歳から65歳で,原疾患は胃癌が一例,乳癌が一例,大腸癌が二例であった.画像所見では,いずれも大量の腹水を伴い,乳癌の1例を除き片側性にて,充実性と嚢胞性部分が混在する10cm以上の腫瘤像を呈していた.また,MRIのT1強調画像で,腫瘤の周囲に低信号を発する液状成分が認められ,周囲組織への浸潤がないことが明らかであり,ダグラス窩は空虚にて病変を認めなかった.4例の術前診断は2例が転移性卵巣癌,2例が原発性卵巣癌であり,そのうち3例が開腹術を受けた.3例の開腹所見は,巨大な多房性の腫瘍を認め,腫瘍の大きさの割に周囲への浸潤はほとんど認められず,術前に認められた画像所見に一致するものであった.今回のように,周囲組織への浸潤を認めない,巨大な悪性を示唆する卵巣腫瘍を認めた場合,既往歴を考慮の上,他臓器の精査も十分に検討する必要があると考えられた.


日本産科婦人科学会関東連合地方部会会報, 41(2) 151-151, 2004


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