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第109回学術集会(平成17年6月12日(日))

【一般演題】
妊娠・分娩6
分娩停止―その原因と傾向 増加する帝切率を抑止する方法はあるか


西尾 昭徳, 松尾 邦彦, 吉岩 亮, 芳野 春生, 白幡 八重子, 白幡 光
巻石堂病院産婦人科


 現代女性は,昔の女性に比べると妊娠もお産も下手になった,というような話が聞かれるようになってから久しい.確かに,日常診療の中では,感覚的には,そのような俗な言い方のほうが正鵠を得ている例が少なくない.不妊治療患者の数の増加,その一方では安易な人工妊娠中絶手術の増加,流早産の増加,予定日超過の分娩例の増加,そして分娩停止や帝切率の増加などの現象はその一端に過ぎないと思われる.そこで,当院では,平成16年1月1日〜12月31日までの1年の間に緊急帝切となった症例の分類を試みた.とりわけ分娩停止により帝切となった症例に焦点を絞りその分析を行なってみた.また,当院以外の施設における動向についても目を留め,日本国内に限らず,アメリカの現状などについても文献的考察により分析を試みたつもりである.これらの作業により,ある一定以上の年齢にある女性の「妊娠と出産」に関わる問題点を把握し,おおよその原因と傾向について考察を進め,現代の少子化社会の中にあって,臨床医が抱える悩みは皆共通であるとの認識に立ち,臨床の現場に携わる産婦人科医がどの様に考え,また対応してゆかなければならないかを私見もまじえて述べてみたい.


日本産科婦人科学会関東連合地方部会会報, 42(2) 202-202, 2005


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