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第118回学術集会(平成21年11月7日(土),8日(日))

【一般演題】
卵巣腫瘍2
病理検査の結果,境界悪性であった傍卵巣嚢腫の2例


山下 亜紀, 大貫 裕子, 中林 靖, 佐渡島 陽子, 吉野 修, 村田 照夫, 西井 修
帝京大学医学部附属溝口病院産婦人科


傍卵巣嚢腫は付属器腫瘤の約10%の発生頻度で,開腹手術時にしばしば認められる.術前の超音波検査による卵巣嚢腫との鑑別は困難で,卵巣嚢腫の診断で手術となった場合が多い.また良性の貯留嚢胞であることから,傍卵巣嚢腫の病理診断について本邦での報告は少ない.今回,病理学的にLPMの診断となった傍卵巣嚢腫の症例を2例経験したため,病理学的,超音波検査学的考察を含め,報告する.


日本産科婦人科学会関東連合地方部会会誌, 46(3) 319-319, 2009


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