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第111回学術集会(平成18年6月18日(日))

【一般演題】
妊娠・分娩4
出生児体重と妊婦体重との相関関係についての検討


西井 文乃, 大河原 聡, 後 賢, 望月 愛郎, 田口 明, 内野 直樹
社会保険相模野病院産婦人科


 <目的>出生時体重と,妊婦体重との相関関係を検討した.<対象と方法>H16.4〜H17.12の間に当院で出産した37〜41週の合併症のない単胎妊娠1500例を対象とした.非妊時BMIを用いた肥満度からやせ型,標準型,肥満型の3群に分け,非妊時と分娩時の体重差が7kg未満の群(以下A群),7kg以上12kg未満の群(以下B群),12kg以上の群(以下C群)の3群に分け出生体重との相関を比較検討した.<成績>全体としてSGAは146例(9.7%)AGA1290例(86.0%)LGA64例(4.3%)であったが,やせ型ではSGA19例(14.6%),AGA111例(84.7%),LGA1例(0.7%),標準型ではSGA113例(9.6%),AGA1014例(86.2%),LGA49例(4.2%),肥満型では,SGA14例(7.2%),AGA165例(85.5%),LGA14例(7.2%),とやせ型でSGAが多い傾向であった.体重増加量別によるSGAの割合は,やせ型ではA群5例(26.3%),B群9例(11.8%),C群5例(14.3%),標準型ではA群30例(13.8%),B群66例(9.9%),C群17例(5.8%),肥満型ではA群5例(6.6%),B群5例(5.8%),C群4例(12.5%)となった.やせ型の場合体重増加量にかかわらずSFDの割合が他の群と比べて多く,肥満型では,体重増加量が上昇するにつれSFDの割合が増える結果となった.<考察>SFDのリスクファクターは様々な要因が考えられ,体型もリスクファクターのひとつと考えられる.体型別に体重増加量を指導することが望ましい.


日本産科婦人科学会関東連合地方部会会報, 43(2) 142-142, 2006


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