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第111回学術集会(平成18年6月18日(日))
【一般演題】
子宮体癌1 当院における若年子宮体癌の臨床的検討
川島 秀明1), 三宅 潔1), 高島 明子1), 矢野 ともね1), 木下 俊彦1), 伊藤 元博1), 蛭田 啓之2), 亀田 典章2)
東邦大学医学部附属佐倉病院産科婦人科学教室1), 東邦大学医学部附属佐倉病院病院病理2)
2001年から2005年に当院で経験した15例(異型子宮内膜増殖症4例を含む)の40歳以下の若年者にみられた子宮体癌について臨床的検討を加えた.5例は手術療法を選択し,1例が手術予定である.Grade1,MRIで筋層浸潤を欠くと思われる例で妊孕性温存を希望した9例に対して黄体ホルモン(medroxyprogesterone acetate;MPA)療法を行った.そのうち4例が腫瘍病変消失,治療効果無効の為,1例が手術,2例が手術予定である.2例が治療継続中である.腫瘍病変が消失した4例に妊娠例はまだ認めていない.患者の進行期,治療法,患者背景,予後を検討し,若干の文献的考察を加え報告する.
日本産科婦人科学会関東連合地方部会会報, 43(2)
161-161, 2006
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