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第114回学術集会(平成19年10月14日(日))

【一般演題】
悪性腫瘍・その他(3)
当院で経験した子宮頸部原発のendocervical stromal sarcomaの1症例


羽田野 景子, 仲地 紀智, 佐々木 徹, 藤東 敦也, 西 洋孝, 寺内 文敏, 井坂 惠一
東京医科大学病院産婦人科


 当院において子宮頸部原発のendocervical stromal sarcoma症例を経験した.症例は43歳女性,2経妊2経産,不正性器出血を主訴に当院受診,子宮頸部に腫瘍認め精査したところ細胞診では陰性,組織診にてMalignant spindle cell tumorみとめ,間葉系細胞由来の悪性腫瘍を疑い,子宮頸部肉腫の診断で広汎子宮全摘術,傍大動脈骨盤リンパ節郭清,大網切除施行となった.術後進行期ではpT1b1N0M0相当であったが,組織型がEndocervical stromal sarcomaであった.本人の強い希望もあり術後療法は施行せずに現在外来経過観察中である.


日本産科婦人科学会関東連合地方部会会報, 44(3) 326-326, 2007


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