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第115回学術集会(平成20年6月15日(日))

【一般演題】
子宮頸癌
子宮頸部扁平上皮癌に対するCDDP/5FU療法によるneoajuvant chomotherapy(NAC)の検討


石井 博樹1), 杉山 太朗1), 佐藤 茂1), 西島 義博1), 平澤 猛1), 村松 俊成1), 村上 優2), 田中 京子4), 和泉 俊一郎1), 三上 幹男1)
東海大学医学部専門診療学系産婦人科1), 東海大学医学部付属大磯病院産婦人科2), 東海大学医学部付属八王子病院産婦人科3), 国立病院機構埼玉病院産婦人科4)


 【目的】子宮頸癌に対するneoajuvant chomotherapy(NAC)についてはいまだにコンセンサスが得られていない.今回我々は子宮頸部扁平上皮癌に対するcisplatin/fluorouracil併用化学療法(CDDP/5FU療法)によるneoajuvant chomotherapy(NAC)の有用性を検討した.【方法】2003年11月から2007年12月までに,NACとしてCDDP/5FU療法を施行した子宮頸部扁平上皮癌14症例を対象とした.MRIにて腫瘍径を測定し効果判定をした.薬剤用量はCDDP75mg/m2(day1),5-FU1000mg/m2(day2〜5)であり,いずれも静脈内投与である.4週間毎に3コース施行を原則とした.【成績】平均年齢は48歳(36〜66),臨床病期はIa期2例,IIb期7例,IIIb期3例,IVb期2例であった.平均腫瘍縮小率は60.4%で,奏効率は92.9%であり,CR1例,PR12例,PD1例であった.grade3以上の副作用は好中球減少が33%,悪心・嘔吐が33%であった.12例に広汎子宮全摘術を施行し,2例に化学療法併用放射線療法を施行した.【結論】子宮頸部扁平上皮癌に対するCDDP/5FU療法によるNACの有用性が示唆された.今後,術後補助療法としての使用や長期予後に関して検討を重ねていきたい.


日本産科婦人科学会関東連合地方部会会誌, 45(2) 159-159, 2008


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