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第116回学術集会(平成20年11月29日(土),30日(日))

【一般演題】
双胎,低置胎盤
当院における双胎妊娠管理の検討


村上 成行, 横田 美賀子, 南雲 秀樹, 浅野目 和広, 横田 英巳, 横田 佳昌
横田マタニティーホスピタル産婦人科


 当院は30床を有し,常勤産婦人科医は6名(うち1名は不妊センター専属)常勤小児科医は2名であるが,NICUは有しておらず新生児の呼吸管理・輸液管理は不可能であり,主に1次診療を中心に運営されている.当院は2005/11/15にリニューアルオープンの後,2008/6/30までの約2年半の間に2932件の分娩を扱い,うち45件(1.53%)が双胎妊娠であった.この間での母体搬送は33件あったが,うち双胎妊娠例は3件(9.09%)だった.また,新生児搬送は104件あったが,うち双胎児は7件(6.73%)だった.双胎妊娠管理を行う上での最近の話題としては1.予防的頚管縫縮術は必要か2.管理入院は必要かという2点がある.我々の施設では原則として予防的縫縮術は行っておらず,管理入院も行っていないが,そのために早産が多いといった印象は無い.今回,我々の施設における双胎管理について臨床的検討を行ったので,若干の文献的考察とあわせて発表する.


日本産科婦人科学会関東連合地方部会会誌, 45(3) 258-258, 2008


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