 |
|
  |
|
         
|
<< 学会誌へ戻る 児の生命及び長期予後に大きく関係する，妊娠32週未満の早産，特に妊娠28週未満の超早産を予防することは，地域の周産期医療の一翼を担う我々産婦人科診療所の重大な責務のひとつである．1995年12月の開院から2008年6月までの12年7ヶ月間の，当院における早産予防の管理とその成績について検討した．また早産の原因として重要な位置を占めることが判明した妊娠時子宮頚管ポリープについて，後方視的・前方視的研究を行った．＜対象＞12年7ヶ月間に当院にて妊娠中の管理を行い，産婦人科オープン，セミオープンシステムを利用して「受け入れ病院」で分娩となった単胎妊娠5312例．＜結果＞妊娠32週未満の早産は19例（0.36％），妊娠28週未満の超早産は4例（0.075％）であった．妊娠32週未満の早産19例中，8例が絨毛膜羊膜炎に起因するものであり，そのうち3例は子宮頚管ポリープが直接の原因であった．子宮頚管ポリープ合併妊娠と早産との関連について後方視的・前方視的検討を行ったので，その結果についても報告したい． 日本産科婦人科学会関東連合地方部会会誌, 45(3) 260-260, 2008 |
||
|
一般社団法人関東連合産科婦人科学会事務局 〒102-0083 東京都千代田区麹町4-7 麹町パークサイドビル402 株)MAコンベンションコンサルティング内 TEL：03-3288-0993 FAX：03-5275-1192 E-mail：kantorengo@jsog-k.jp Copyright (C) 一般社団法人関東連合産科婦人科学会 |