関東連合産科婦人科学会
会員ログイン 代表挨拶
総会・学術集会
学会誌
定款
公告
利益相反
役員構成
事務局案内
求人施設一覧
関連リンク

 関東連合産科婦人科学会会誌 オンラインジャーナル

<< 学会誌へ戻る
<< 前のページへ戻る

第116回学術集会(平成20年11月29日(土),30日(日))

【一般演題】
子宮頸癌
卵巣癌とPeutz-Jegher症候群を合併した子宮頸部高分化腺癌の一例


青木 洋一, 東 裕福, 青野 抄子, 村瀬 隆之, 高田 眞一, 山本 樹生
日本大学医学部産婦人科


 子宮頸部高分化腺癌は術前診断が難しい腫瘍である.両側乳癌手術の既往があり,今回は子宮頸部高分化腺癌と,右卵巣癌ならびに対側卵巣転移を認めた重複癌を経験したので報告する.症例は43歳1回経妊0回経産.15歳,30歳,41歳時大腸ポリープ切除術施行.41歳で両側乳癌を認め,術前化学療法施行したのち手術施行.超音波検査上卵巣嚢腫認め,当科受診.細胞診では子宮頸部classIII子宮内膜classIII,組織診では悪性所見は認めなかったが,43歳時,右卵巣の急速な増大と腫瘍マーカーCA19-9およびCA125の上昇を認めた.腫瘍マーカー上昇後の画像診断では,卵巣癌および子宮頸部悪性腺腫が疑われたため,腹式単純子宮全摘および両側付属器切除術施行した.右卵巣は1500gあり,術中迅速病理診断では,右卵巣は境界悪性腫瘍,子宮後面に認めた腫瘤から扁平上皮癌と腺癌の混合した組織所見であった.術後病理診断では,子宮頸部高分化腺癌,右卵巣粘液腺癌とその左卵巣転移であった.子宮と卵巣の腫瘍に関しては,別々に発生した重複癌と考えられた.現在術後化学療法を施行中である.Peutz-Jegher症候群は,常染色体優性遺伝で,大腸にポリープを多発する疾患として知られているが,乳房,消化管,卵巣にも高率に悪性腫瘍が合併する.本症例は卵巣および子宮頸部腺癌の発生を認めた.同症候群を認めた場合,定期的に悪性腫瘍の発生を念頭においた管理が必要であると考えた.


日本産科婦人科学会関東連合地方部会会誌, 45(3) 275-275, 2008


一般社団法人関東連合産科婦人科学会事務局 〒102-0083 東京都千代田区麹町4-7 麹町パークサイドビル402 株)MAコンベンションコンサルティング内
TEL:03-3288-0993 FAX:03-5275-1192 E-mail:kantorengo@jsog-k.jp
Copyright (C) 一般社団法人関東連合産科婦人科学会