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<< 学会誌へ戻る 子宮内膜細胞診はclass Vであった．子宮内膜，頸部の組織診では頸部原発が疑われた．画像検査にて卵巣は正常大で，子宮内膜の肥厚は認めなかった．胸部CTにて肺転移を認めた．原発不明ではあったが，正常大卵巣癌症候群を疑い開腹手術となった．開腹時，超手拳大に軽度の腫大，卵巣は正常大であった．5250mlの腹水が流出した．大網の肥厚，硬化を認めた．単純子宮全摘術，両側付属器切除術，大網切除術を施行した．術後の病理検査では，子宮頸部を原発とし子宮筋層内にび慢性，広範に浸潤した子宮頸部扁平上皮癌の診断であった．術後全身状態は安定しなかったが，追加化学療法を施行．全身状態の改善が認められている．多少の文献的考察を加えて報告する． 日本産科婦人科学会関東連合地方部会会誌, 46(2) 174-174, 2009 |
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