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第117回学術集会(平成21年6月14日(日))

【一般演題】
手術
膣式子宮全摘術への生理的食塩水とバソプレシン使用の比較検討


大熊 克彰1), 難波 千絵1), 吉岡 範人1), 長田 まり絵1), 房間 茂由1), 鈴木 直2), 小林 陽一2), 木口 一成2), 石塚 文平2)
川崎市立多摩病院産婦人科1), 聖マリアンナ医科大学産婦人科2)


 【目的】近年,Urogynecologyという概念が提唱されており,非吸収性Meshを用いたTVM手術やTVT手術が主流となりつつある.あくまでも異物を用いない術式は骨盤底解剖の習熟度に大きく関与し,Meshを用いた術式の基本的な操作としても必要である.今回我々は従来の膣式子宮全摘術に対して生理的食塩水使用群とバソプレシン使用群を比較し,出血量,手術時間などを検討した.【方法】2006年9月から2009年2月までに,当院で施行した膣式子宮全摘術の生理的食塩水使用群10症例とバソプレシン使用群10症例を出血量,手術時間,入院期間をカイ2乗検定で検討した.【結果】出血量には有意差がでたが,手術時間と入院期間には差はなかった.【まとめ】バソプレシンの使用で出血量を減らすことができれば,経験の浅い術者でも前腟,後腟開腹や靱帯処理がスムーズに施行でき,とかく若手医師に敬遠されがちな腟式手術に興味を注ぐことに寄与してくれるのではないかと考える.


日本産科婦人科学会関東連合地方部会会誌, 46(2) 211-211, 2009


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