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【特集】
がん終末期医療と地域連携のとりくみ


林 由梨, 平嶋 洋斗, 川島 恵, 浅尾 有紀, 廣瀬 典子, 澁谷 裕美, 根津 幸穂, 坂田 麻理子, 今野 良
自治医科大学附属さいたま医療センター産科婦人科


 がん患者の在宅医療への移行は容易ではなく,患者家族の十分な理解を得て,サポート体制を整えるには多大な労力を要する.がん終末期患者を効率的かつ円滑に在宅医療へと移行させるにはどのようにしたらよいのだろうか.当センターでは,がん終末期患者が在宅で最期を迎えられるよう取り組んだ結果,そのケースが増加している.本稿では当センターにおけるがん終末期患者の傾向を分析し,症例を提示して地域連携の具体的手順や工夫について述べる.症例は80歳,卵巣癌IV期.診断までに約1か月,在宅医療の準備に要した期間は約2週間であった.在宅医療に移行してからは全身管理のために一時的に入院することはあったが,約半年間を家族とともに在宅で過ごすことに成功した.本症例が在宅医療に移行できた要因としては(1)本人の在宅医療への意思表示が明確であったこと(2)事前に本人・家族への十分な説明と教育を行ったこと(3)緊急時入院病床の確保を予め行ったこと(4)家族が協力的であったこと(5)担当往診医の医療提供に幅があったことなどが挙げられる.患者家族の在宅医療へのニーズに応えるために,今後一層の工夫と努力が必要である.

Key words:Terminal care, Regional cooperation

日本産科婦人科学会関東連合地方部会会誌, 47(4) 443-449, 2010


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