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第121回学術集会(平成23年6月12日(日))

【一般演題】
婦人科術後静脈血栓塞栓症の予防における選択的Xa阻害剤フォンダパリヌクスの有用性の検討


横道 憲幸, 吉岡 範人, 吉田 彩子, 細沼 信示, 大原 樹, 近藤 春裕, 戸澤 晃子, 鈴木 直, 木口 一成, 石塚 文平
聖マリアンナ医科大学産婦人科


【目的】本邦において2004年に静脈血栓塞栓症(VTE)の予防ガイドラインが策定され,リスク因子を有する症例に対しては理学的療法と抗凝固薬の併用が推奨されている.近年,選択的Xa阻害薬であるフォンダパリヌクス(FPX)が本邦においても認可されたことから,VTE発症予防におけるFPXの有効性に関わるデータの構築が必要である.【方法】2005年1月から2010年5月までの婦人科手術症例2,108例において,術後VTE発症に関わるリスク因子を単変量解析および多変量解析にて検討した.また,同期間におけるダナパロイドナトリウム(DS)使用症例(284例)及びFPX使用症例(286例)の比較検討を行った.さらにFPXの投与開始時期に関する検討も行った.【成績】術後VTEは19例に発症し,多変量解析を行った結果,悪性腫瘍手術,アレルギー疾患,輸血の3項目が婦人科疾患の術後VTE発症における独立した危険因子として抽出された.なお,DS(284例)及びFPX(286例)における術後VTE発症数はそれぞれ8例(2.82%)


関東連合産科婦人科学会誌, 48(2) 165-165, 2011


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