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第121回学術集会(平成23年6月12日(日))

【一般演題】
眼底出血を伴う1型糖尿病合併妊娠の経験


日下田 大輔, 定方 久延, 井上 千春, 阿美 寛人, 阿美 聡明, 京谷 琢治, 笠原 慶充, 勝俣 祐介, 峯岸 敬
群馬大学産婦人科


[緒言]糖尿病の3大合併症のひとつに糖尿病性網膜症があり,妊娠により増悪する可能性があることが知られている.今回,1型糖尿病合併妊娠,高血圧合併妊娠管理中に眼底出血を認めた症例を経験したので報告する.[症例]37歳.未経妊未経産.既往歴:1型糖尿病,高血圧.現病歴:自然妊娠.妊娠初期に当院へ紹介となった.血糖・血圧管理は近医で受けていた.血糖はインスリン持続皮下注により管理,高血圧に対してメチルドーパを処方されていた.なお,糖尿病性網膜症については精査されていなかった.妊娠36週より血糖・血圧コントロールの増悪傾向,尿蛋白が持続的にみられ,加重型妊娠高血圧腎症,1型糖尿病管理目的に管理入院とした.当院眼科を受診したところ,左眼:増殖性糖尿病性網膜症・眼底出血,右眼:前増殖性糖尿病性網膜症と診断され,左眼に対してレーザー治療を開始した.分娩方針については眼底出血あるものの,治療によりコントロール可能であり,経腟分娩可能と判断した.妊娠38週破水し,分娩停止の適応で帝王切開分娩となり2764g女児を分娩した.Apgar score 7/9.分娩後の眼科診察では眼底出血の増悪は認めなかった.更に硝子体混濁を認めたため後日硝子体手術を施行した.[考察]進行した眼底病変を有する妊婦においては分娩方針の決定に苦慮する場面がある.本症例では幸い,眼病変の増悪を見ずに終えたがさまざまなリスクについてのインフォームドコンセントが求められると思われた.


関東連合産科婦人科学会誌, 48(2) 190-190, 2011


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