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第127回学術集会(平成26年6月21日(土),22日(日))

【一般演題口演】
腟部筋腫の1例


竹内 淳1, 大熊 克彰1, 高橋 由妃1, 波多野 美穂1, 上里 忠英1, 細沼 信示1, 田中 守2, 鈴木 直2
川崎市立多摩病院産婦人科1, 聖マリアンナ医科大学病院産婦人科2


【緒言】腟部筋腫は発生頻度が約0.5%と稀な疾患であり,文献的にもこれまで世界的にまとめられた約300症例の報告があるに過ぎない.今回我々は稀な腟部筋腫を経験したので報告する.【症例】58歳,2経妊1経産,53歳で閉経.既往歴は骨粗鬆症,心房細動でハーフジゴキシンを内服中.家族歴に特記事項なし.他院の婦人科検診にて腟部の腫瘤を指摘され,当院受診となる.患者自身も何となく腟部の違和感はあったようである.内診上,腟壁の12時方向から腟内に突出する可動性良好な母指頭大で表面平滑な弾性硬の腫瘤を触知した.腟・頸管細胞診はNILM,子宮内膜細胞診は陰性であった.経腟超音波検査ではこの腫瘤は約25mm大の大きさで腫瘤周囲に血流を認め,内容はhypoechoicで尿道からは離れていた.子宮は子宮筋腫も無く,年齢相当の大きさで両側卵巣は委縮していた.骨盤MRI検査ではこの腫瘤はT1強調画像,T2強調画像共に低信号を呈していた.血算,生化学検査,腫瘍マーカー共に正常であった.以上から腟部の線維腫を疑い,腟部腫瘤摘出術を施行した.術中所見では,尿道に気を付けながら腫瘤の栄養血管を止血しながら比較的容易に摘出することができた.術後病理診断はleiomyomaであった.術後経過は良好で再発なく経過している.【結語】今回我々は稀な腟部筋腫を経験した.当初は線維腫などを鑑別診断としていたが,症例報告から言われるように腟前壁から発生する腫瘤を認めたら,腟部筋腫も鑑別診断として考慮したほうが良いと思われた.


関東連合産科婦人科学会誌, 51(2) 300-300, 2014


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