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第127回学術集会(平成26年6月21日(土),22日(日))

【一般演題口演】
子宮腺筋症による過多月経・月経困難症に対する経頚管的腺筋症焼灼術の経験


端本 裕子, 石川 雅彦, 山本 恵, 佐々木 麻帆, 長谷川 哲哉, 永田 智子, 斉藤 圭介, 荒田 与志子
大和市立病院産婦人科


【緒言】マイクロ波子宮内膜凝固術(Microwave Endomtrial ablation:MEA)は過多月経に対して有用な治療であるが,随伴する月経困難症に対しては,その治療効果に個人差がある.特に子宮腺筋症症例では改善されない事が多い.当院でMEAを施行した子宮腺筋症患者12例の成績は子宮腺筋症を伴わない患者59例に比較し,月経困難症の改善度が有意に(P=0.02)低かった.これは,MEAでは内膜より7mmの深度までしか凝固されないため,腺筋症壁内には凝固が及ばないことによる.子宮腺筋症患者の治療効果を改善する目的で,金岡らにより経頚管的腺筋症焼灼術(transecervical microwave adenomyolysis:TCMAM)が開発された.当院では院内倫理委員会の承認と患者からインフォームドコンセントを得た上で,2例の患者にTCMAMを施行した.この手術方法と成績について報告する.
【方法】頚管損傷予防のため,金属製の外筒を頚管内に挿入した後,経頚管的に腺筋症壁内に尖端が鋭利なTCMAM用アプリケータを穿刺し,腺筋症壁内を凝固する.経腹エコーを用いてアプリケータ尖端が子宮漿膜面より1.5cm以上離れていることを確認し操作した.TCMAM後に,MEAも施行した.
【結果】手術合併症は認めなかった.症例1では過多月経,月経困難症ともに改善した.また,腺筋症の壁が6.5cmより4.5cmに縮小し,頻尿が消失した.症例2では,過多月経の改善が認められたが,月経困難症の改善は認められなかった.
【結論】今後術式の工夫は必要であるが,子宮腺筋症の治療として期待できる方法であると考えられた.症例3,4の術後3カ月評価後,これも合わせて検討し,報告する.


関東連合産科婦人科学会誌, 51(2) 301-301, 2014


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